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2007年1月28日 (日)

栄光堂製菓のロシアケーキ

 知人が「近所のスーパーで見つけた」と袋入りの菓子をくれた。その名もロシアケーキ。ロシア関係の仕事をしている自分は非常に興味をそそられた。ケーキという名前だが、上にジャム、チョコレートやナッツがのっている、食べがいのありそうな大きめのクッキーだ。1袋に5個、全部種類の違うものが個別包装されて入っていた。006

さっそく職場に持参して同僚たちと試食した。ロシアに長期滞在した経験のある後輩たちも、なぜこれがロシアケーキというのかはわからなかった。ロシアでこういった菓子を見た記憶はないという。

 販売者は栄光堂製菓という東村山にある会社だった。東村山でロシアケーキ。ますます謎めいてきた。疑問を解きたいという欲求が抑えられず、袋に書いてある連絡先に電話してしまった。

 応対してくれた男性は、「私が知っている範囲ですが」と前置きして、とても丁寧に答えてくれた。なんでも、新宿中村屋の工場長がロシアで食べたお茶菓子が日本で再現されたのが始まりらしい。時期は正確にはわからないが、5060年ぐらい前ではないかという。

007 ロシアケーキの基本は「2度焼き」だという。これは、商品を見ればわかるのだが、まず丸いクッキーを焼き、その上にさらにクッキー生地やメレンゲなどを絞り出してもう一度焼くらしい。いわば2枚重ねのクッキーだ。そこにナッツやジャム、チョコなどを「トッピング」してある。

現在、中村屋はロシアケーキを作っていないという。ただし、工場長が千葉県館山出身だった関係で、館山駅前にある中村屋だけは今でも手作りのロシアケーキを販売しているという。

インターネットで調べてみると、ロシアケーキというものを販売している会社は、栄光堂製菓や館山の中村屋を含めて幾つかあるようだ。いずれにしても、本当にロシアで食べられていた菓子がルーツとわかり、なんだか嬉しくなった。大げさかもしれないが、日本とロシアの交流史の一部分を知ったような気がする。ロシアケーキの存在を教えてくれた知人と、丁寧に教えてくれた栄光堂製菓の方に感謝である。

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コメント

こんにちは。
先日スーパーでこのロシアケーキを見つけて、栄光堂で検索をしていてこちらを見つけました。
大好きなタイプのクッキーで、ずっと探していました。スーパーに売っていてビックリです。
ロシアケーキという名だとは知りませんでした。
名前がわかったので、これからはいつでも(注文すれば)食べられます。

投稿: チビ | 2008年11月29日 (土) 17時15分

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