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2009年7月29日 (水)

横浜散歩─神奈川県立歴史博物館

 横浜で友人とランチをした後、馬車道を少し歩いた。日本で初めてガス灯が灯ったり、アイスクリームの発祥地があったりするこの一帯は、1859年の横浜開港で西洋文化の影響をいち早く受けたようだ。

Photo_2370 ひときわ目をひく石造りの西洋建築の建物は、神奈川県立歴史博物館だった。1904(明治37年)に建設された旧横浜正金銀行本店の建物だという。中に入ると、薄暗く少しひんやりし、なんとなく歴史の匂いがした。

 ちなみに1階の展示は無料で見られる。また「ともしび」というティールームがあり、アップルケーキと飲物のセットがなんと370円で楽しめた。

 横浜は今、開港150周年で盛り上がっているが、みなとみらいや山下公園といった人気スポット以外にも、このように安価で楽しめる場所はあるようだ。

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2009年7月26日 (日)

鴎外忌

Photo 7月9日は森鴎外の命日だった。

鴎外の墓は、太宰治と同じ三鷹市の禅林寺にある。墓の場所も太宰の斜め向かい側だ。夕方の墓地には先客と思しき一団がいたが、どうやら目当ては太宰の墓だったようで、後で鴎外の墓にも気づいていた。

墓には美しい生花がたくさん飾られ、娘である森茉莉さんの文庫本やフロッピーなどが供えられてあった。

特に太宰や森鴎外のファンというわけでもないのだが、禅林寺のこの墓地はなぜか落ちつ着くので足を運ぶのが苦にならない。

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2009年7月22日 (水)

コンタクトレンズ新調─産業の進化に驚き

 左目に痛みを感じ眼科へ行くと、愛用のハードコンタクトレンズのカーブが合わなくなっているので新しくするよう言われた。すでに数年使っていたのでそろそろ交換時かと納得し、コンタクトレンズショップに行った。そしてものすごく驚いた。

 自分より20歳は若そうな元気な女性が担当してくれたのだが、レンズのメーカーを選び、視力を測定し、併設の眼科で診察を受け、自分に合ったレンズを選び、装着して終わり。1時間もかからなかった。

 まず、レンズを当日受け取れたことに驚いた。前回作った時には出来上がるまで数日待たねばならなかったので、その覚悟でいた。

 そして、完璧な作業の流れ、というかマニュアルが出来上がっていることに驚いた。申し訳ないのだが、視力測定やレンズの選択をこんなに若い女性に任せて大丈夫だろうかと最初は不安だった。特に自分は老眼が入っている。商品の説明から付属品の売り込みまでよどみなくしゃべりまくる女性を見ていたら、なぜか家電量販店の店員を思い出した。

 レンズが当日受け取れたのはありがたかったが、その反面、眼に入れるという重要なものがこんなに簡単に作れてよいのだろうかとも感じた。かつては数日待たされたが、それはつまりオーダーメイドだったのだろう。だが今は、既製品の中から自分に合うものを選ぶようになっている。確かに、使い捨てコンタクトレンズが広まる今、技術やシステムもどんどん進化し、無駄が省かれているのだろう。だから価格も安くなっていく。

自分は完全に時代についていけてないな、と思った。

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2009年7月19日 (日)

杉並・大宮八幡宮の「乞巧奠飾り」─平安の七夕飾り

PhotoPhoto_2 杉並区の大宮八幡宮に「乞巧奠(きっこうでん)飾り」を見に行った。

 難解な漢字ですぐには読めない「乞巧奠(きっこうでん)」とは、裁縫、書道、詩歌、管弦などの上達を祈る女性のお祭りだという。平安時代に宮中を中心に行われていた七夕行事で、山海の産物や筆硯、糸、雅楽器などを供え、短冊のルーツと云われる梶の葉に字を書いて祈ったらしい。八幡宮は毎年その飾りを再現し、公開しているのだという。

 八幡宮では併せて、神門前に「乞巧潜り」を設置している。前日紹介した「茅の輪くぐり」に似ており、八の字に潜って技芸の上達を祈願した。

 初めて訪れたが、深い緑に囲まれた空間はとても静かで心落ち着いた。境内には大宮天満宮、かやの木に犬桜が寄生して助け合いながら生き続けている「共生の木」、多摩の清水が汲める多摩清水社などなど、見所は多い。http://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/

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2009年7月15日 (水)

一晩で豆大福は固くなり─自然の証拠

 近所の和菓子屋で豆大福とみたらしだんごを買って帰った。その日の夜にみたらしだんごを食べ、豆大福は翌日の楽しみに残しておいた。

 翌日の夜、さて豆大福を食べようと包みを開くと、昨日はやわらかかった大福がかちんかちんに固くなっていた。「うそ。たった1晩しかたっていないのに」とすごく驚いたのだが、よく考えてみると、食品というのはこれが普通なのだ。

 最近は、添加物やら防腐剤やらいろいろなもののおかげで、食品はかなり日持ちするようになった。スーパーで購入した大福は数日経ってもやわらかい。それに慣れてしまっていたので、1晩置いただけで固くなってしまった大福にひどく驚いてしまったのだ。

 でも、よく考えてみると昔は何でもそうだったのだ。そしてこれは、添加物も防腐剤も何も入っていない証拠に他ならない。そう考えると逆に嬉しくなり、ほっとした。豆大福は電子レンジで温めてやわらかくして食べた。もちろん出来立てにはかなわないが、とてもおいしかった。

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2009年7月12日 (日)

友人と恒例の合同誕生会

PhotoPhoto_2毎年この時期になると、誕生日が近い友人と「合同誕生会」と称して一緒に食事をするのだが、今年は彼女が教えてくれた恵比寿のフランス料理店でランチを楽しんだ。

恵比寿ガーデンプレイスを横目に見な がら新緑の並木道を少し歩き、小さなビルの3階にある店に到着した。白をベースにした店内は、土曜のランチを楽しむ恵比寿マダムたちであふれていた。前菜、スープ、メイン、デザート、飲物の約3000円のコースを、時間をかけてゆっくり堪能した。

昨年最愛のお父上を亡くされた友人だが、元気そうで安心した。目黒で古本屋を営むご主人を持つ「古本屋の女房」なのだが、本屋の仕事はもちろん、ご高齢のお義母様の世話でもご主人をしっかりサポートしている。彼女自身大変な読書家で、読んだ本の内容をわかりやすくブログで紹介している。ぜひのぞいてみていただきたい。http://blogs.yahoo.co.jp/nobuesugino35

近くお父上を追悼する詩集を自費出版する予定で、今はその準備に忙しいとのことだ。素敵な話だと思った。愛情あふれる本の完成を楽しみに待ちたい。おいしい食事を一緒に楽しむ時間を作ってくれたうえに、心温まる家族愛を感じさせてくれた友人に感謝、感謝である。

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2009年7月 8日 (水)

マイフォト「ラスクにはまる」更新しました

 マイフォト「ラスクにはまる」更新してあります。このページ右下のリンクをクリックして、どうぞのぞいて見て下さい。

今回は、三鷹市の名物開発プロジェクトの商品など加えました。野菜や果物を使ったりスパイスをきかせるなど、ラスクのバリエーションの幅広さをひしひし感じます。

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2009年7月 5日 (日)

道を教えてくれた方、ありがとう!─親切さに救われる

 都心で用事を済ませた夕方、都営地下鉄の駅は目の前にあったのだが、東京メトロの方が便利なので、そちらの駅まで少し歩くことにした。

 路上の地図を頼りに歩き出したのだが、初めての場所だったので少々不安になった。ちょうど向かい側から中年の女性が歩いてきたので尋ねると、駅までの行き方を丁寧に教えてくれた。「まっすぐ行って次の信号を右に曲がり、少し行って2つ目の信号を左」と、女性が教えてくれた道を心の中で復唱しながら歩いていった。

 しばらくすると、後ろから「すみませ~ん」と呼び止められた。振り向くと、声の主は先ほど道を教えてくれた女性だった。「さっき道を尋ねた方でしょ? 駅はね、もう1つ先の信号を左なんです」。どうやら自分は曲がる信号を間違えてしまったようで、気づいた女性がわざわざ追いかけて来てくれたのだ。

 ひたすら恐縮していると、実はこの女性も同方向だったのだが、歩くのが遅いので先に行ってもらったとのことだった。信号まで引き返し、「こちらなのよ」と正しい道を案内してくれた。

 次の信号まで来ると、「左に地下鉄のマークが見えるでしょ。あそこが入口です」と教えてくれ、「私はこちらの銀行に行きますので」と向かい側の銀行を指さした。丁寧に礼を言い、深々とお辞儀をして別れた。

 他人に道を尋ねられて口頭で教えてあげることはできても、その人が間違った方向へ行くのを見たら追いかけて再び教えてあげるというのは、なかなかできることではないと思う。最近は人間関係が希薄になり、誰もが他人と関わるのを避け気味だが、こういう親切な方に出会うとものすごく救われる。疲れもいやな事も吹き飛び、暖かいものだけが心に残った。素敵な女性に感謝、感謝である。

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2009年7月 1日 (水)

東伏見稲荷神社で茅の輪くぐり

Photo_7 西東京市の東伏見稲荷神社を訪ねた。理由は、茅の輪をくぐりたかったからである。茅の輪とは、人が通れるほど大きな茅(かや)で作った輪で、本殿の前に設置されている。6月末と年末の2回、この輪をくぐってお参りし、半年間の穢れを祓うという風習があるらしい。実は最近、テレビドラマの中でこの神社が登場し、茅の輪が設置されているのを知ってからくぐりたくてうずうずしていたのだ。

 神社は京都伏見稲荷神社のご分祀とのことだが、見上げるような大きな鳥居と本殿の鮮やかな朱色がとにかくまぶしかった。急な階段を上ると、門の両脇に狛犬ならぬお狐さんが。向かって右側の狐は宝珠(たからのたま)、左側の狐は穀物倉の鍵をくわえているのだという。

Photo_8Photo_9茅の輪を八の字にくぐり、本殿に進んだ。すると賽銭箱の上に金属製のカゴのようなものが。よく見ると中に油揚げが入っていた。さすが稲荷神社。ちなみに、稲荷神社は狐を祀っているのではなく、狐は神の使いなのだという。

本殿の裏に「お塚」があった。「稲荷祠十六社」というらしいが、朱色の鳥居のトンネルと大勢の狐さんは圧巻だった。小さな社を参拝して回ったが、なんだかものすごく得をしたような気持ちになった。

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