2009年12月13日 (日)

嬉しい再会─大学時代の友人の講座に参加

先日、大学時代のサークル仲間に思いがけず再会した。約25年振りに会った彼女は、なんと自分で会社を起こし、美しき女社長になっていた。

日々利用する図書館で、ある日「図書館ビジネス支援講座」の張り紙を見つけた。講座名は「情報調査力のプロフェッショナル─ビジネスの質を高める『調べる力』─」。講師は上野佳恵さんとあった。上野佳恵さん? もしかしてもしかして、大学時代にサークルの部長だったあの上野さんではないだろうか。同じサークルの仲間から「上野さんは起業して女社長になった」と聞いたことがあったので、略歴に大学名は書かれていなかったものの、上野さんだとほぼ確信した。

どきどきわくわくしながら当日会場へ向かった。平日の夜7時から8時半までの講座だったが、会場は大勢の老若男女で満席だった。講師として姿を表した女性は、やはりあの上野さんだった。なんだか嬉しくて、顔がにやけてしまった。

上野さんは現在、有限会社「インフォナビ」代表。講座と同名の本をダイヤモンド社から出版しておられる。そのせいだろうか、会場にはビジネスマンらしき男性の姿が多かった。

現代は情報社会。特にインターネットの普及で世の中には情報があふれている。その中から自分に必要な情報を、しかも正確な情報を取捨選択するのは本当に難しい。仕事ではもちろん、日常生活のちょっとした場面でもそのことは日々痛感している。いろんな意味で情報に惑わされないようにするためには、確かにそれなりの能力が必要だ。

上野さんのおっしゃる「情報調査力」という概念は新鮮だった。例えば仕事で言えば、情報をただ集めるだけでは不十分で、それをもとに自分で考え、判断し、それを他人に伝える能力を持つ必要がある。

そんな能力は、まさにこのブログを書くのにも必要だ。何かを調べる時にはまずインターネットで検索する。例えば、初めて行った神社やお祭りの由来を書こうと思い検索する。その神社のHPがあればいいが、見つからないと、その神社について書かれた他のウェブサイトの情報を見て参考にすることになる。だが、その間接情報が正しいという保証はどこにもない。ブログとして不特定多数の皆さんに読んでいただくのだから、本当はもっといろいろな情報源で調べ、自分も責任を持って情報を発信しなくてはならないのだ。

しかも、検索するのにいつも長時間かかってしまう。検索中にあちこち横道に逸れてしまうからだ。プライベートだからいいが、仕事となったらそうはいかない。できるだけ短時間で必要な情報に行き着かなくてはならない。

自分がやっているのは情報収集止まりで情報調査はまだできていないなと思った。せっかく上野さんに再会して興味深い話を聞かせていただいたのだから、これを機に情報調査を意識してみようと思った。

しかし、大学時代の仲間が社長になったというのは感慨深い。確かに同級生が組織で幹部になっていてもおかしくはないトシなのだが、自分で会社を起こしたとなると、しかもそれが女性となると、感慨もひとしおだった。50人を超える受講者を前に堂々と話をする上野さんの姿は立派で、ものすごく誇らしかった。同時に、大学時代の面影もちゃんと残っていて、なつかしく嬉しかった。一層のご活躍を心からお祈りしたい。

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2009年3月 8日 (日)

神津カンナさん講演会

 先日神津カンナさんの講演会に行った。「男女平等参画について考える」フォーラムのゲストで、「ハートフル・トーク~女と男の交差点」というタイトル通り、心温まる話を聞かせてくれた。

 カンナさんは、女優中村メイコさんと作曲家神津善行さんの長女である。母方、つまりメイコさん方の曾祖母、祖母、母親であるメイコさん、そしてカンナさん自身や妹のはづきさんの生き方を、ユーモアたっぷりに楽しく話してくれた。

曾祖母は跡継ぎの男の子を産めないために離縁されたという。その経験から、女性でも1人で生きてゆける技能を身につけるべきだと痛感し、5人の娘は全員「職業婦人」になったとか。そのうちの1人、つまりメイコさんの母は女優さんになり、子供のメイコさんも幼少時から女優業を始めた。だがメイコさんは、神津さんと結婚する時には専業主婦になるつもりだったという。しかし、当時神津さんはまだ新進作曲家でメイコさんの方が収入が多く、結局仕事を続けることに。そしてカンナさん、はづきさんが生まれる。

カンナさんは、女優業と主婦業を懸命に両立している母メイコさんの姿を見て、自分にはこんな大変なことはできないと思ったという。そのせいもあり、現在まで独身だと笑っておられた。一方はづきさんは俳優の杉本哲太さんと結婚し、家庭に入った。なんでもはづきさんは、自分が母メイコさんにしてもらえなかったことを自分の子供には全部してあげたかったのだとか。だが最近は少しづつ仕事を再開し、一時は夫の哲太さんが「専業主夫」にまでなったとか。

こうして見てくると、4世代の間に確実に女性の生き方は変わってきている。曾祖母の時代には、女性の仕事は家事と子供を産むことだったが、今は社会に出て仕事を続けることも専業主婦になることも可能であり、夫も家事をする時代になった。カンナさんは、男女共同参画といっても、短期間に劇的な変化を望むのは無理であり、時間をかけてゆっくり進めていけばよいのではないかとおっしゃっていた。そのために、次の世代に確実にバトンを渡すことがわれわれの使命なのではないかと。

約1時間半の講演だったが、時間はあっという間に過ぎてしまった。カンナさんはきちんと講演の準備をされてきたようで、後半には、政府の諮問委員会や各種団体の幹部に女性が占める割合など、数字も紹介してくれた。最後に深々とお辞儀をされる姿にも仕事への誠実な姿勢が表れていて、いっぺんにファンになってしまった。会場は撮影禁止だったので、写真が撮れなかったのが残念である。

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2008年8月23日 (土)

ねんきん特別便到着

080802_2来ました! ねんきん特別便! 正直言って、まだ受給までかなりある自分にこんなに早く届くとは思っていなかった。舛添厚生大臣のサイン入り(もちろん印刷だが)説明書、自分の年金記録、返信用封筒が入っていた。熟読し、しっかり確認しようと思う。

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2008年2月 7日 (木)

値上げは続く―影響を実感

原材料価格の高騰等による値上げが続いている。2月以降もビール、味噌、醤油、パスタなどの値上げが予定されているようだ。

なじみの喫茶店のランチもついに50円値上がりしてしまった。店の事情を考えると仕方ないのだろうが、たかが50円でも、食事は毎日のことであり、塵も積もれば山となり、消費者にはキツイ。自家製パンのおいしい店なのだが、おそらく行く回数は減り、値段すえ置きの別の店の利用頻度が増すことになるだろう。

だが、そう考えてみると、値上げをしていない店というのは相当苦労しているのではないだろうか。もしかしたら、パンが少し薄くなっていたり、サラダのキュウリが1枚減っていたり、ドレッシングやマヨネーズが少なくなっていたり、客の気づかぬところで努力してくれているのかもしれない。もしそうだとしたら、非常にありがたいことだ。

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2007年5月17日 (木)

国立公文書館で憲法について考える

  東京・竹橋にある国立公文書館で憲法原本を見てきた。今年の53日で日本国憲法施行からちょうど60周年ということで、同館では522日まで「再建日本の出発―19475月 日本国憲法の施行」という特別展が開催されている。今の憲法の制定過程やその施行に伴う諸施策の立案・施行の動きを物語る公文書が多数公開されていた。

Photo_22 戦争が終わり、帝国憲法が今の日本国憲法に変わることによりまさにすべてが変わったこと、そしてあの改憲が、あらゆる面において現在の日本の基礎になっていることを思い知らされた。例えば、改憲に伴う民法改正で家父長制が廃止されて男女同権になったり、刑法から姦通罪や不敬罪がなくなったらしい。9年の義務教育制が導入され、地方自治法や労働基準法が制定されたのも改憲によってだった。公務員は、天皇とその政府に奉仕するのではなく国民全体に奉仕することになった。官庁文書が口語体になったのも、「現代かなづかい」されたのも、改憲がきっかけだったようだ。要するに、今自分たちが生きている世の中の制度や概念のすべての基礎は、60年前の現憲法の施行にあったと言っても過言ではない。

 年配の方に混じって2030代と思われる若い人たちがガラスケース内の文書に必死に目を凝らしているのが印象的だった。休日だったせいか親子連れも多く、昭和天皇がマッカーサーを訪ねた際の新聞記事の写真を見て、「お、この写真、教科書で見たなあ」と声をあげる父親もいた。

60  安倍内閣は憲法改正に意欲的だが、この件については自分自身もっと真剣に考えるべきだなと、いわば日本国民の1人としての自覚が促された時間だった。

 国立公文書館は国立近代美術館の隣にあり、入場無料。展示会の立派な資料ももらえるので、今後も予定はチェックしたいと思う。

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2007年4月 8日 (日)

東京都知事選の期日前投票へ

 昨日、東京都知事選の期日前投票に行ってきた。入口を入ると大きなテーブルがあり、そこで「誓約書兼請求書」なるものを書かされた。投票日に投票に行けない理由を書き、投票用紙を請求するための用紙だ。書き終わると別室へ案内され、受付をして投票用紙を受け取り、おなじみの組み立て式アルミ製ついたての中で候補者の名前を書き込み、用紙を二つ折りにして投票箱に入れた。

 ロシアの選挙では、各候補者の名前と並んで「すべての候補者を不支持」という項目が投票用紙に設けられているらしい。1票を投じたい候補者がいない時はこの項目にチェックすればいいわけで、日本も同じシステムならいいのにと思ったことが何度かある。この選択肢があるのは、おそらく投票率を上げるためだろう。投票したい候補者がいない場合、有権者は普通棄権することになるが、そうなると投票率は下がる。だがロシアでは、選挙成立に必要な最低投票率(20%とか25%とか)が存在し、それを下回ると選挙は不成立で再選挙になってしまうのだ。

 この項目のおかげで棄権する人は減り、投票率は上がるかもしれないが、結局選挙は不成立になる場合が多いようだ。なぜかというと、「すべての候補者を不支持」の得票率が1位になってしまい、当選者が決まらないのだ。何度選挙をやり直してもこの「すべての候補者を不支持」が1位になり、選挙が無限に続く。そうなると有権者も嫌気がさしてくる。このため、ロシアも選挙システムを見直し、この項目を削除して最低投票率を廃止する方向に動いているようだ。

 今回の都知事選、自分は個人的に「すべての候補者を不支持」の選択肢がとても欲しかった。さて誰が当選するのだろうか。

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2006年12月21日 (木)

横田めぐみさん写真展

 12日に横田めぐみさんの写真展を見た。121016日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に合わせて自宅近くで行われていたものだ。自分はこうした「週間」が存在すること、またそれが、平成186月に施行された「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」に基づいて定められたことなど全く知らなかった。

 めぐみさんの成長の記録は拉致された中学生の時点で止まり、そこから一気に美しい大人の女性の姿になる。北朝鮮での写真だ。そしてめぐみさんの娘さんとされるヘギョンさんの写真。

 子供の成長を見て「ああ、もうこんなに月日が経ったんだ」と感じることは多いと思う。写真のめぐみさんや双子の弟さんはほんとうにあどけない子供だった。でも自分が年月の経過を深く実感したのはご両親の姿だった。今テレビで拝見する横田御夫妻が、写真の中ではまだ2030代の生命力にあふれた将来ある若夫婦だった。同じ長さの年月なのに、子供と大人ではこんなに違ってしまう。失礼な言い方かもしれないが、横田御夫妻がお元気なうちに、なんとかめぐみさんと再会させてあげたいと強く思った。

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